ENTASニュース

ENTASに至るまで/現実に直面する

01 2003年9月。社会福祉法人 ヒュ-マン・ネットワ-ク 結 設立認可。10月1日、通所授産施設「大田若草」小規模通所授産施設「オープン」として、再スタートした。

 しかし現実は厳しかった。23区内南部地区初の授産施設としてスタートしたにもかかわらず、作業所時代と同じ活動をしていた。都内で一番工賃の低い授産施設。新規設備投資が出来なかった、という言い訳がましい気持ちもあるが「東京都精神障害者授産施設連絡会」にも加盟し、情報や知識不足を補おうとすればする程、他施設と比べあまりにも未熟すぎる状況に活動が停滞していることを自覚せざるを得なかった。

 ただ規則が厳しいだけで(週3日以上の通所)、そのうえ工賃(お金)も稼げない施設。そして厳しい仕事には参加できない人もたくさんいる現実。魅力あるものにするにはどうしたらよいのか…

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