①カバチックな声が流れた。
「合言葉を教えてしんぜよう。アカウシガネテイル、だ。」
お姉さん「後で出てくるから、覚えていてねぇ～!!」
結局、山中湖の形がアカウシが寝ている姿に似ているからという、豆知識ネタだった。

②より盛り上がったのは、こんな季節に水上スキーの女性がさっそうと現れた時だ。カッコいいことに、片手手放しだ。カババスのお姉さんの相手はちょっと休憩し、みんな水上スキーの女性に一斉に手を振る。
すると、お姉さんもそれに応えて手を振ってくれた。しかし（寄木細工）は、はたと思った。『誰かに、様相が似ている…』

③昼食時間になり、どうしてもひらめきを口にしたくなった。
（寄木細工）「あのサーファー、カニすきヨさんじゃなかった
ですか？」
（ツルヒメ）「カニすきヨさんが、なんで湖にいるのよ。」
（♪♪大うけ♪♪）
（寄木細工）「我々が、湖に入った瞬間、バスから抜けたんで
す、忍法でね♡」「でもって、向こう岸で急きょ
着替え、サーファー姿に…」
「んっ？このお膳って、食後自分で下げるんでし
たっけ？」
（ツルヒメ）「ここは、マックじゃねぇ～!!」　（寄木細工）