「あなたたちは、大田区にとっては単なる駒です」あまりにも衝撃的な発言で、夏休み明けの初日で緩んでいた脳みそもぶっ飛び「行政で当たり前のことでも、一般的に通らない話に、おいそれとこの場で承知するわけにはいきません。第一、所長の一存で決められる内容でもありません」と食い下がった。
すると課長は落ち着いた口調で「本来、このことは区が決定した後知らせればよいことであるから、運営委員に知らせてはいけません(あくまでも、この訪問は私の厚意です)」というではないか。
しかしこの直後、この情報はすでにX係長(当時)が事務局員でもあった【A会】の会員に漏れていたという事実を知る。 (つづく)
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