ENTASニュース

ある日の投稿。

先日、ENTASの「つぶやき・ボヤキ回収箱」に1通の投函がありました。「人によって対応を変えるのは、不満がつのります」
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すぐに思い当たる件もなく、しばらく悩みました。「人によって、緊張の高い人には敬語を使うけれど、フレンドリーな言葉の方が緊張しないらしい人には、敬語を使わない」とか…?「ENTAS内での作業で、精一杯な人には無理のないようなプログラムだけれど、就職を目指している人には、鬼のようなプログラムや歯に衣着せない発言を職員がする」とか…? P1070556訴えの理由がそんな点にあるとしたら、ENTASの精神「目指す夢が違えば対応も違うのが、ある意味平等」という点を、とことん話さねばならない。投稿してくれた人の真意を知らないと、この件は解決しない。思い切って、投稿者に聞きました。すると、思いもよらないお返事が…

水曜日にあるお仕事は、選ばれしメンバーと職員が早出P1030688をし、材料を取りに行きます。そして、大概残業をしてその後また選ばれしメンバーと職員が、残業+残業で納品するのです。ある時、18時過ぎくらいまで残業し納品が終わり戻ってきたのが21時ごろということがありました。翌日、納品に選ばれしメンバーの1名がお休み、もう一人は疲労困憊の状態で通所してきました。『こんなんじゃ倒れてしまうよね、どうしよう』確かに職員さえも疲労してP1070682
おり、風邪をひいたり仕事のミスが続いていました。『今日は、仕事も落ち着いているし、振休のように早帰りしてもらおう』そんな、ナイスな発想が逆に引き金になったというのです。
…なぜならば…
翌回からは、ちょっとの残業や残業なしで帰ることが続き「早出・納品」につきあってくれた人への配慮が、無くなってしまっていたのです。折角辛い中から生まれたナイスな発想を、続けることを忘れてしまった。それが、冒頭の「人によって対応を変えるのは、不満がつのります」という誤解を生んでしまったのです。決して、この件は人を見て対応が変わったわけではなかったのです。早めにわかって良かったです。この投稿がなかったら、人と人との信頼関係を一つイヤ他に同様な考えの人がいたとしたら沢山、失っていたことでしょう。

さて、これからは時折「共に歩む」というカテゴリーで「記念誌に載っている文章」や「社会福祉法人 ヒュ-マン・ネットワ-ク 結の精神」等について、記していきたいと思います。
今回は、大分長文になりました。しかし、職員にも間違えやうっかりがあり得るということ、みなさんの協力があって気づくことが出来たこと等、事実を伝え「社会福祉法人 ヒュ-マン・ネットワ-ク 結 ENTAS」を、より良い場所にしていきたい、と考えていることを表明したいと考えました。最後まで、お付き合い有難うございました。

 

 

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