ENTASニュース

ENTASニュースでは、月々のおすすめピープル、ENTASの活動報告や、その他つぶやきなど、私達の様々な情報を定期的に発信していきます。

‘共に歩む’の記事一覧

 共同作業所時代の事件の際に、公金を横領されずに済んだことが何よりの幸運だった。でなければ「社会福祉法人」どころか、ご家族や保健師さん関係の方々が、周囲の善意の力を借りて立ち上げた【大田若草】自体が消滅していただろう。 そうならずに済んだのは、運営委員会の会計の池崎氏が、開所当初から永年に渡り夜なべをし帳簿をつけ、末端の一職員に運営費会計を担わせなかったことの賜物である。  また、常泉智弘...

 理事会・評議員会からは【区独自の上乗せ補助の要求や現実的な事業費率(各事業の定員)】を、行うように求められた。(前回まで)そこで健康推進課係長(当時)に、当時の【通所授産施設・小規模通所授産施設】と移行事業に取り組んだ際に発生する、事業費の差額資料を提出し、大田区独自の上乗せ補助を要求した。しかし、数年後に廃止になる【通所授産施設・小規模通所授産施設】との事業費差額資料は、全く意味を持っていない...

 (第2回案)遅まきながら、両施設利用者への緊急アンケートを行う。その結果、利用目的の多様性とその内容が共通するものであることが明確になった。その結果改定案として両施設を統合し【就労継続B型・就労移行支援】2事業を立ち上げることが望ましいと方向転換転換する。【ガラガラ、ポンッ案】である。これなら、職員でさえ払しょくできなかった各々の施設へのこだわりや【通所授産施設・小規模通所授産施設】を運営中に、...

(第1回案) まず一旦は「大田若草」を就労継続B型にし「オープン」を、地域活動支援センターにする。2年後には「大田若草」は就労継続B型+就労移行「オープン」は就労継続B型へ、事業移行する。この案は【通所授産施設・小規模通所授産施設】を運営していた時にはっきりした【どこかに所属していたいが、労働には興味ない】という人も念頭に置き、地域活動支援センターを備えそこで活動する中で、本人の実際のニーズ...

この間、大田区内の作業所は続々とNPO法人を設立し「就労継続支援B型事業所」へ、事業移行していった。 確かに、作業所や小規模授産施設は「就労継続支援B型事業所」へ事業移行するのが国のモデルプランだったので、致し方ないかもしれない。 しかし、この再編期においてまた作業所時代と同じように、区内の社会資源のバランスをはからずただ自分たちの施設運営費確保に重きを置いて、争うように事業種を決めていい...

 2006年4月には、障害者自立支援法が施行された。私たちが【通所授産施設・小規模通所授産施設】を運営し、その難しさに直面していた時。障害者の労働のみに焦点があてられた障害者自立支援法の成立に、違和感を覚えた。現実は、労働で評価するだけでは難しい。「働かざる者、食うべからず」の昔へ、後退させる気か。しかもその運営は、株式会社でも良いというではないか(福祉が儲けの対象に)。   御年71歳。元気です...

 2003年9月。社会福祉法人 ヒュ-マン・ネットワ-ク 結 設立認可。10月1日、通所授産施設「大田若草」小規模通所授産施設「オープン」として、再スタートした。  しかし現実は厳しかった。23区内南部地区初の授産施設としてスタートしたにもかかわらず、作業所時代と同じ活動をしていた。都内で一番工賃の低い授産施設。新規設備投資が出来なかった、という言い訳がましい気持ちもあるが「東京都精神障害者...

 嘘のような本当の話。  今日ENTASは、午前は作業で午後からお花見会という予定でした。ところが、朝から小雨がパラつく天気に、気が気ではありません。  午後に向かって、どんどん風が強くなり、ENTAS沿いの桜の花びらも、どんどんと散り、道路の端にたまっていきます。こんなで、お花見会は出来るのだろうか。  ええ、行きましたお花見に。行き約45分、お花見会(準備・片づけを含む)1時間3...

 利用者からの紹介で、常泉現理事長と出会う。つたない資料(夢を図にしたようなもの)を持ち、突撃状態でクリニックを訪問した私たちの話をゆっくりと聞いてくださり、即決で設立準備委員を承諾して下さった。伊東元理事には、お勤め先の田園調布学園大学まで押しかけてしまいお願いしたことを鮮明に覚えている。  進藤現理事は私たちの話をとても面白がってくださったが、話の途中でも「利用者や行政・業者」から度々鳴...

 大田区衛生部保健課と「移転だ、駒だ」ともめた後、今度は国の態度が変化してきた。  2000(平成12)年6月、社会福祉事業法が改正された。それまで、社会合福祉法人設立には、1億円以上の資本金と土地建物を所持していることが基本であったのが、資本金1,000万円土地建物は借用でもよしと緩和されたのだ。それから、社会福祉法人の立ち上げの構想が本格的になる。社会的責任の重い社会福祉法人となり、二度...
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